第二章 ディアスポラ
あらすじ
同じ高校に通っている二人の少年の物語。
教師から不良というレッテルを貼られた八雲《やくも》は、自分とは正反対の優等生と言われている尊《たける》が授業をサボっているところに遭遇する。
話してみると意外にも気が合って、すっかり仲良くなった二人はよく遊ぶようになる。
八雲は次第に、尊の死んだ姉のこと、拭うことの出来ない孤独感を抱えていることを知っていく。哀しげに笑い「故郷なんか、ない」と告げる尊はどこへ向かうのか。
ディアスポラ(=離散した人々)という言葉を知って書いた作品です。
【第二章 ディアスポラ】
ゆるやかな交友が続き、四季が飛ぶように過ぎていった。俺が尊の母親に会うのも慣れきって、落ち着いて挨拶をして、世間話が出来るようになった頃。
十一月のある日。俺はわざわざマフラーを巻いて屋上へ上がった。すこし開いた扉からはものすごい冷気が流れ込んできて、思わず身震いしたがそれ以上に寒々しいものを見て心臓がひやりとした。
「お前、風邪引くぞ」
俺の声に振り返ったそいつは、マフラーどころか防寒具の類を何一つ身に着けず真っ黒い学ランには霜が降りていそうなほど無防備で、白い肌が、頬が、鼻が真っ赤になって痛々しく、実は雪おんなの末裔だったとでも言わなければ許されない姿だった。
呆れながら自分のマフラーを首に巻いてやると尊は嬉しそうに布の中に顔をうずめた。
「ありがとう」
あまりに心地よさそうにそう言ったので、俺は寒くなった首元もあまり気にならなくなってしまった。
「いつからここにいたんだ?」
真っ赤な指もマフラーに突っ込みぬくぬくしている尊にため息をつきながらも、肌が切れそうなほど冷たい鉄の柵に少しだけ寄りかかって、寒々しい空を見上げながら聞いた。
「分からない」
「お前……」
いや、こいつの浮世離れした感覚は、いまさら言っても仕方ない。
「何してたんだ」
「太陽を見てた」
簡潔な答えに、俺はもう一度ため息をつく。冬の寒空に、真っ白く煌々と照りつけるあの太陽が、こいつにはそれほど良いものに見えるんだろうか。
思えば、いつも、いつも、こいつは空を見上げていた。目線の先にあるのは、太陽だった。あの代わり映えのない、恐ろしく大きな光の塊が、どうしてそこまでお前を惹き付けるのだろう。
「……好きなのか、太陽」
「分からない」
「じゃあなんでそんなに熱心に見上げるんだ」
「姉さんが好きだったんだ」
「なんで好きだったんだ?」
『分からない』と、またそう言われるだろうと思った。けれども奴は、忌々しい太陽からわずかも目をそらさずに答えた。
「太陽は、姉さんの故郷なんだ」
瞬きすらせずにそう答えた尊が、俺は恐ろしかった。
こいつは死んだ姉貴が太陽に帰ったとでも思っているのだろうか。太陽を見上げればそこにいると信じているから、それほどまでに必死にあれを見るのか。
優秀な頭脳を置き去りにして夢をみているような横顔は、幸せそうに見えた。だから恐ろしいのだ。幸福な夢ほど、覚めたときの虚しさは言うまでもない。時折そうやって空に幻想を映して見ているお前が、ある日それが現実では無いと知って絶望のあまり消えてしまいそうで、それほど太陽を見上げるお前が危うげなほど儚く思えて俺は恐ろしかった。
「……目が潰れるぞ」
「平気だよ」
やっと太陽から顔をそむけて、あいつは微笑んだ。潰れても、平気だよ、それとも潰れないから平気だよ? どっちだろう。お前はどっちを信じているんだ。お前の姉貴はどっちを望んだ?
「お前の故郷も、そこにあるのか」
尋ねると、お前は笑ったな。薄く、うすく、哀しげに、笑って言った。
「僕には故郷なんか、ないよ」
あの時なぜ、お前は、笑っていたのか。
「ねぇ、八雲。僕、東京の大学を受けるんだ。国立の、寮があるとこ」
「……そうか。お前、頭いいもんな」
「少しだけね。八雲は、地元に残るのか?」
「あぁ。こっちで就職するよ。母親のツテで働かせてくれるところがありそうなんだ」
「八雲は意外と器用だからね。なんでも出来るよ」
「意外ととはなんだコノヤロー」
「あははっ」
寒空の下、はしゃぐ二人の少年たちは、生きる苦悩など無さそうに、太陽からは見えただろうか。
それから数日後、俺たちは墓参りに行った。尊の姉貴に会うために。
「俺とで良かったのか」
「うん。母さんは、あまりここには来たがらないから」
十一月二十二日 よく晴れた寒い日 冷たい墓石の下にはお前の姉貴が埋まってる
「ごめんね。こんなとこに付き合わせて。八雲は会ったこともない人なのに」
「いーよ。顔も知らねー先祖より、お前の姉貴のほうがよっぽど俺にとっちゃ身近だぜ。少なくとも顔と名前と、煙草を吸ってるってことは知ってるし、あとはそう、太陽が好きってこともな」
「そうだね」
「……晴れてよかったな」
「うん」
俺は、姉貴を失ったこいつにかけるべき言葉を持たなかった。墓の中に寝てる骨には、もっと言うことがない。ただ黙って手を合わせること意外の誠実さは見つからなかった。たとえどんなに考えても、お前の悲しみを理解することなど出来ないのだから。
墓参りの帰り道、尊は照りつける太陽の下を歩きながら聞いた。
白線の照り返しに俺は顔をしかめながら、あいつが少し、というよりいつも以上に、どこか浮遊感のある声色をしているのに気づいていた。
「かぐや姫の話って知ってる?」
「あぁ、知ってるけど」
「じゃあ、どうしてかぐや姫が地球に来たかは、聞いたことある?」
「たしか、なんか月で罪を犯したんだったか? それを償うために地球に来たんだろ?」
「八雲は意外と博識だよね」
「うるせーな。かぐや姫がどうしたんだよ」
「……姉さんは、かぐや姫だったんだ」
立ち止まって、お前は、空を見つめて言った。
「太陽が故郷じゃなかったのか」
「やだな。ものの例えだよ。本当のかぐや姫だったら八月十五日が命日じゃないとおかしいだろ」
もののたとえと言うには、随分と真剣な声をしていたくせに。サンタクロースを心待ちにする子供のように、お前は太陽にいる姉貴を想っているんじゃないのか? それとも、本当はすべて他愛無い冗談だったのか?
「──姉さんはね、罪を犯したんだ」
笑って、いつものようにうすく、かなしく、笑ってお前は続けた。
「ひとを傷つけたわけじゃないよ。でも、姉さんは罪をもって生まれたんだ。僕もね、罪を背負ってる」
「なにを、言ってんだ」
両腕をひろげ、それは大気を抱きしめるように。朗々と!
「その罪ゆえに月を追われて、永遠に故郷を失った。僕らの後ろには迫害の歴史があるのさ。今も、これから先も、ずっと!」
「何を言ってる!」
俺は怒鳴った。恐ろしかったからだ。殴ってでもお前を止めなければいけないと思った。その目は、現実を見てはいなかったから。
「あはははっ! 僕も地球に生まれたかったなぁ! そしたらきっと、八雲が僕のことを引き止めてくれたのに!」
「やめろっ‼」
耳を塞いで、俺は叫んだ。お前のカラカラに乾いた笑い声が、あまりにも苦しそうだったから。
「……。冗談だよ。そんなに怒らないで。……ちょっと疲れたんだ。姉さんが死んだときのことを思い出して」
静かにそう言ったお前は、どんな顔をしていたのか。それは太陽に邪魔されて知ることが出来なかった。
中途半端に舗装されたアスファルトに落ちた水滴は、十一月の太陽のせいで流れた汗なのか。それとも──。
間もなく月は移り変わり、雪が降り始める。
俺はあの日から時々、夢を見た。
真夜中の学校に忍び込み、尊と一緒に月を見る。あまりにも煌々と大きな満月を二人で眺めていると、あいつは笑って月を指さして言うんだ。
『僕の故郷を見つけたんだ』
俺が驚いていると、その手を引っ張って。
『一緒においでよ。きっと楽しいよ』
そう言って、屋上から雲に乗って、俺は友達の故郷へ遊びに行く。
「──太陽の次は、月かよ」
目覚めてから、あまりにも眩しかった夢のなかの天体を思い出し、俺は思わず頭を抱えた。
あいつの言う罪が何を指すのかも分からないまま、姉貴についても太陽についても聞くことは出来ず、寒さと雪のせいで屋上に行くことも無くなりあいつが空を見上げる姿も見なくなってしばらく過ぎた。季節はめぐり春が訪れると俺たちはまた学年を一つ進む。
高三の春、いよいよ本格的に受験や就職に向かってそれぞれが戦い始める。残念なことに俺たちは同じクラスになり、顔を合わせる機会は大幅に増えたがわざわざ会話をすることはなかった。こんなことになるなら尊と遊ぶ合間にちゃんと喧嘩をして悪評を広めておくべきだったか、と思ったがもう遅い。幸い尊はもう俺を見ても辛そうな顔はしていなかったから、まぁ学生最後の一年くらい大人しく過ごすのもいいか、と。そう思えた。
「八雲、この前の提出物忘れてるだろ」
「えっ」
春も終わる頃、尊に声をかけられて俺は驚いた。提出物を思い出したからではない。
「お前、ここ教室……」
教師はいなかったが、周囲の人間は尊が俺に話しかけたことに気づいて、すぐに視線が集まるのを感じた。
「クラスメイトなんだから、話すくらいするさ」
堂々と、というべきか平然と、というべきか……尊は顔色一つ変えずにそのまま会話を続け、どうやら俺が怖くて声をかけられなかった提出物の係の変わりにプリントを回収すると何事も無かったかのように帰っていった。
後から聞いた話だが、実はこの時そうとう緊張しながら声をかけたらしく、また以前のように誤解されたらどうしようとか周りにどう思われるだろうとか色々考えていたらしい。
「見事なポーカーフェイスだったぜ」
「緊張して顔が固まってただけだよ……」
これを機に俺たちは少しずつではあるが教室での会話も増えていき、それに従って周りも前ほど俺を怖がらなくなっていった。
「案外、人間て単純だよな」
「ずいぶん今更なことを言うね……どうしたんだい」
昼休み、教室の窓際で机を向かい合わせて弁当を食いながら。今では誰もそれを見てひそひそと声を立てることもなくなった。
「俺とお前がちょっと話してるのを見ただけで、俺は『怖い人』じゃなくなってる。でも俺は別に、教師への態度を改めたわけでも周りの奴らに優しくなったわけでもない」
「君は何も変わっていないのに、周りの反応が変わったことに違和感があるわけだ」
「そう」
今朝コンビニで買ったばかりの鮭むすびを頬張りながら頷くと、尊は穏やかな表情のまま言った。
「そんなものだよ」
侮蔑を込めた言葉を、明らかにそれと分かるのにどうしてひどく悲しそうだと俺は思ったのだろう。表情は優しくて、言葉は冷たくて、けれども感情はどうしようもない悲しさを秘めていた。お前はいったい、何度、他人に失望させられたのだろう。
そんな話をした日の放課後だった。俺たちは一緒に遊ぶ約束をしていて(勉強はいいのかと言ったら「余裕」と言われた)、けれども珍しく帰りのホームルームのあと教室に尊の姿がないので少し待っていたが中々帰ってこない。
「トイレにしちゃ長くねぇか?」
はて、と思いふらふらと探しに行く。あいつがいなくなる所といえば屋上を一番に思い浮かべるが、俺を置いて黙ってそんなとこまで行くことはしないだろう。かといって、それ以外にあいつが行きそうな場所も思いつかない。
俺は期待しないで屋上に向かった。いつものごちゃごちゃと物が置いてある埃っぽい階段を上がっていくと。
「ごめん」
尊の声がして俺は一瞬、階段の上を見た。そしてすぐに、積まれたダンボールの影に身を潜めた。声の先には、尊ともう一人、女子生徒がいたからだ。
俺はすぐに事情を察した。これは間違いない。青春の定番、告白というやつだ! 思えば成績優秀、運動もそこそこ、男子にも女子にも分け隔てなく優しい性格まで花丸なあいつがモテないわけがない。あとでからかってやろう。俺はにやにやしながら一連のイベントが終わるのを待っていた。
「君の気持ちには応えられない。でも、告白してくれてありがとう」
優しくて、丁寧なその言葉を言っているあいつが、どうして悲しそうだと思ったのだろうか。俺は人の恋愛を覗き見していることよりも、あいつの辛そうな声が心配になって顔を曇らせた。
「ごめんね」
重ねて謝ったあいつが、泣いているんじゃないかとすら……。お前はそれほど、人を傷つけるのが苦しいんだろうか。どうせお前の上辺だけを見て告白してくるような女だぞ。そんなものの恋心を手折ることがそれほど辛いか。でも、その女は、お前が確実に傷を蓄積させる間、すぐにお前のことなんか忘れて新しい恋を生きるんだ。泣いているのは、今だけだ。それを全く理解しないお前ではないだろうに、それでも律儀に毎回傷ついてやってるのか?
「八雲、何してるの」
気がつけば女生徒はいなくなっており、尊は階段の踊り場から俺を見下ろしていた。
夕暮れ時、影が長く、激しいコントラストを伴って伸びている。俺はあいつの影にすっぽりと隠れて上を見上げた。
「お前がいつまで経っても戻ってこないから探しに来たんだよ」
「あぁ、そうか。ごめん、急だったから言う暇がなくて」
告白されているところを見られたというのに尊は気まずそうな素振りもない。平然と下りてきて何事もなかったかのように、あちこちに綿埃をつけた俺を笑って言った。
「早く帰ろう。今日はたい焼き屋によるんだろ?」
「あ、あぁ……そうだな」
まいったな。もう少し照れくさそうにしてたらからかいやすいのに、こう堂々とされると下手にネタにするのも良くないような気がしてきた。
「やっぱり白いたい焼きは美味しいなぁ」
尊は呑気にそんなことを言って、結局俺は告白のことは話題に出せず、大人しくモソモソとたい焼きを食べて別れたのだった。
それからも幾度かあいつは放課後にふらりといなくなり、時には先に帰っているようにと言いおくこともあった。俺はもう探しにはいかなかったが、なんとなくそのまま帰るのもシャクで大抵は勝手にあいつを待っていた。
「先に帰ってて良かったのに」
「今回は随分遅かったな」
「……うん。ごめんね、帰ろうか」
尊は何も言わなかったが、さっき廊下を走っていった目を赤くした女が関係あるのだろうということは分かっていた。同じクラスになって始めてこいつが随分と人気があることを知ったが、それにしては浮いた話は一つもない。気になりもするだろう。
しかし、踏み込んでも良いことだろうか? 俺は今更になってそんなことを思った。姉貴の墓参りにまで一緒に行ったくせに、どうして高校生としてごく普通の話をするのはためらうのか。そうだ、普通の話のはずだ。もし嫌そうな顔をしたらすぐに切り上げればいいだけのこと。そう考えながらも、迷いに迷って結局、帰り道で俺たちは一言も会話をすることのないまま。
「……じゃあ、また明日」
そう言った尊の、力のない笑顔を見て俺は、迷っている俺よりずっとこいつのほうがこの帰り道の時間を長く感じていたことに気づいて、やっと覚悟を決めた。
「お前さぁ! っか、彼女、つくんネーの?」
最悪だ、声が裏返った。絶対変だと思われたぞ。だいたいこんな緊張して聞くことじゃねえだろ。
おそるおそる、尊の反応を待っていると、あいつは静かに答えた。
「……恋愛感情って、よく分からないんだ」
それは、悲しいというべきか。虚ろというべきか。
あまりにも優しく、うすく、笑っていたので、俺はハッとして思わず表情をなくした。
少なくとも、尊がそれを言う時に俺の表情を気に留める様子がなかったという事実は喜ぶべきことだろう。身構えもせずそれを告げたのは、おそらく尊にとって俺は話しても良い人間に含まれているからだった。
そこから尊はゆっくりと、穏やかに、自らの懺悔を始めた。
「昔ね、彼女がいたこともあったんだ。高一のとき、八雲と会う少し前だね。告白されて、僕は今までそんなにまっすぐ好意を伝えられたことはなかったし、嬉しくて、すぐに付き合い始めた。その子とは出席番号が近くて入学当初から話も合ったからね。それで良いと思ってた。僕も、漠然と付き合うってことは分かってるつもりで、一緒に買い物に行ったり映画を見たり、手をつなりだりなんかもして……楽しかったよ」
楽しかったと言う青春を、どうしてお前は、そんなに悲しい顔で語るのだろう。
「そういえば一緒に夏祭りにも行ったな。ほら、去年に八雲と行っただろ?」
「あぁ。お前、射的が上手かったよな」
「そうそう。彼女にもね、褒められて。君よりずっと褒めるのが上手な子だったよ。真面目で、優しくて、でも駄目だった。祭りの最後に、彼女が期待してるのは分かっていたし、僕も別に嫌だとは思ってなくて。だって、定番だろ? 花火のあとでキスするなんてさ」
「出来なかったのか」
「いいや。……したよ。してから、また学校でねって言って、家に帰って」
思い出しながら話す尊の顔は、赤い夕日の中にいるというのに、恐ろしいほど蒼白だった。そうして、あいつは凍りつくように冷たい声で、事の顛末を告げた。
「吐いたんだ」
「あまりにも、彼女の唇の感覚が気持ち悪くて、血の気がひいた。吐いて吐いて、母さんにもずいぶん心配されたよ。祭りで食べたものが良くなかったのだろうと思ってくれたみたいだけど。その日、僕はたいして食べてもいなかったからね。ほとんど胃液ばかりになって。それから、なんて言って彼女と別れようかってことしか頭になかった」
「君と屋上で会ったあの日、ちょうど僕は、その子と別れたあとだった」
耳鳴りと共に、尊の言葉が頭の中を抜けていく。
やめてくれ。それ以上、しゃべらないでくれ。俺はそれに対する答えなんて、知らない。
「ねぇ、八雲──
人を愛さないのは、罪だろうか」
分からなかった。
お前のためならいくらでもそんなことはないと言ってやっても良かったけれど、わずかでも俺が信じていないことを口にすれば、二度とこいつは俺に心を開かないだろう。そう思うと、俺は恐ろしくて、人を愛さない感覚を理解することも出来なくて。
なにも、出来なくて、口を閉ざした。
「愛しすぎても呪われて、愛せなくても、許されない。この星は、僕たちにはあんまり窮屈なんだよ。八雲、分かってくれとは、言わないけれど」
笑っていた。
薄く、うすく、すべてを諦めたように、笑っていた。
コメント